オサレ星人
ギャッツビーのCМでおなじみの、「オサレ星人」。
オサレというのは、お洒落(オシャレ)をもじった俗語です。
ただ単に「お洒落」ではなく、本人は間違いなくセンスよくおしゃれをしているつもりなんだけど、周りにはダサいと思われているような若干ずれた格好をするとか、普段は無頓着なのに何時になくお洒落をしているなど、本当はセンスに自信のない人が、照れ隠しで「オサレ」と表現するようです。
「オサレ」と言うシーンによっては皮肉となってしまうこの表現も、実際はメンズのシャイな部分を表現しているように感じます。
女性が使うナプキンのCМを観ると、「わざわざ女性以外に知らせることでもないのに…」と思ってしまうのは私だけ?
尿漏れシートやデリケート部分の軟膏のCМもそう…。
このように異性に知られたくない悩みや不快感を、メンズだって「おいおい、せっかくこっそりやってるのにみんなの前で言うなよ〜(泣)」と思っているのではないでしょうか。
いかにも、こうしてこれを使ってケアしてます的な姿は、出来れば見られたくないはず…。
メンズのお洒落はとっても単純かつデリケート。
そんな男心を微妙なニュアンスで「グレーな話が大好きな、オサレ星人です」と自ら名乗り、
「だいたいさ〜顔を洗って不快になるやつなんかいないよね」とスクラブ洗顔料を宣伝しています。
これならメンズ本人や女性が夫や息子のために購入しても、なんとなく使いやすいというか照れ隠しになってると思うんです。
メンズのケアはなにも洗顔だけではありません。
そもそもGATSBYで言うなら、1978年にリキッドやトニックなどの整髪料から始まり、1985年に業界に先駆けどこよりもはやく「泡状整髪料」(現在のムース)を発売、そして1982年、漫才ブームの頃には気軽にサラッと香るライトな感覚で使えるシャワーフレッシュやヘアーブローが発売されました。
時代に合わせた商品展開は、メンズコスメだけに言えることではないのですが、女性のコスメとはどこかが違う気がする。
堂々と使えるメンズたちのコスメと言えば、やはり整髪料なんでしょうか。
あと、シェービングフォームなんかもメンズならではの商品ですね。
シェービング後のお肌に、ローションを塗ったりするのはありでしょう。スクラブ洗顔をして毛穴のケアをするのもありです。
私の年齢のせいなの?
男のくせにあれこれちまちまと塗るんじゃない!みたいな感覚…。
でも、実際見えない所でケアしているなと感じると好感度はものすごく上がります!私もシミをとるのにハイドロキノンをこっそりつかってましたけど・・(^^ゞ
女って勝手ですね。私だけ?